メニュー

校長あいさつ

2023年04月07日
校長あいさつ
                  新たな生活の創造
                                       毛利 敏久

 春本番となる4月7日に601名の生徒が、進級・入学し、令和5年度の活動がスタートしました。本年度も本校教育活動にご理解とご支援を何卒よろしくお願いいたします。
 この3年間という長い期間に、社会、価値観が大きく変化しました。学校においても、様々な制限がかかる中で、生徒の学びを止めることのないよう、実施の形や方法を工夫して進めてまいりました。しかし、感染症拡大もようやく収束の見通しがついてきましたが、今後は、これまでの生活に単純に戻していくのではなく、この3年間に蓄積されたものを活かし、新しい安東中学校の生活を創りあげていくことが重要であると考えています。そのために、本年は、重点目標「目的を意識し、本気で高め合おう」を掲げました。
 この目標では、大きく2つの姿について、生徒の成長を期待しています。「目的を意識する」という点では、活動に取り組むための目的やねらいを生徒自身が自覚し、「自分事」としてとらえ、自主的に活動に臨むことを期待しています。そうすることで、主体的な活動になり、課題や困難に対して、試行錯誤しながら自分なりの対応を見つけ出し、乗り越えていく力を身に付けていくことを願っています。
 「本気で高め合おう」という点では、一人の取り組みだけで終わることなく、集団全体の取り組みや成果に広げることを期待しています。そうすることで、一人の考えや経験にとどまらず、多くの考え方や価値観、経験を互いに取り入れることができ、集団全体の成長につながっていくことを願っています。
 このような確かな自主の確立と、他の価値観や存在を認め、協働できる力願う姿は、中学校生活だけに必要となるものではなく、価値観や考え方が多様化した予測困難な未来を自分らしく、豊かに生きていくために必須となるものであると考え、本年度の重点として設定しました。
 しかしながら、その活動の中心はもちろん生徒自身であることは間違いありません。入学式で、新入生代表の生徒がこのように話してくれました。
 『いよいよ中学校生活が始まります。勉強も生活も、小学校の頃とは異なり、新しい環境には不安もありますが、部活動や新しい仲間との出会いなど、楽しみなこともたくさんあります。私案これから多くの経験をする中で、たとえ大変なときでも、その中に喜びや楽しみを見つけ、自ら困難を乗り越える力を付けていきたいと思います。』
 このような期待や不安を持ちながら、自分を一歩高めようとする生徒の思いに寄り添い、安東中学校での新たな生活を創造していくために、生徒の伴走者として、全職員で支援していくことをお約束いたします。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
戻る

2024年03月






12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31





今日は・・・

アクセス